皆さんこんにちは!hugくむLIFE🌿(しーちゃん)です。
今日は2024年12月27日よりAmazon Prime Videoにて見放題独占配信されている映画『Cloud クラウド』を視聴しましたので、こちらの感想を書いていこうと思います!
実はこちらの映画、私が通う美容室のアシスタントさんからオススメされていた映画で、ちょっと気になってたんです。私は普段洋画ばかり見るタイプで、ジャンルもサスペンス系やホラーはあまり見ないので、気になりつつも上映中に見ることはありませんでした(ごめんね)。
今回アマプラに追加されていることに気づいたのですが、評価がぶっちゃけ低い(笑)。それが逆に気になりすぎて観てみたい欲に駆られました。結果、めちゃくちゃ意外な結末でした。
- サスペンス系、ホラー系は苦手でも観れる映画
- 豪華俳優陣を堪能できる
- 現代社会の闇を見ることができる
- アクション映画好きが意外とハマるかも?
そんな映画でしたので、気になった方は最後まで記事をご覧ください!

ひなは怖いからずっとこたつの中にいたもんね

映画関係なくそれはずっとやんけ……
※ネタバレには注意して書いていますが、細心の注意を払いたい方は映画を見た後にこの記事をご覧ください🌿
⋱映画『Cloud クラウド』を見るならAmazon Prime Videoで⋰
映画『Cloud クラウド』のあらすじ
いつものようにあらすじは公式サイトから引用します。
世間から忌み嫌われる“転売ヤー”として真面目に働く主人公・吉井。彼が知らず知らずのうちにバラまいた憎悪の粒はネット社会の闇を吸って成長し、どす黒い“集団狂気”へとエスカレートしてゆく。誹謗中傷、フェイクニュース――悪意のスパイラルによって拡がった憎悪は、実体をもった不特定多数の集団へと姿を変え、暴走をはじめる。やがて彼らがはじめた“狩りゲーム”の標的となった吉井の「日常」は、急速に破壊されていく……。
映画『Cloud クラウド』公式サイト
今回私はこの映画のあらすじなどの前情報をまったく知らずに映画を見たので、転売ヤーの話であることに驚きました(笑)。転売屋と狩りゲーム、いったいどんな風につながるのでしょうか。
結論わかるけどわからん。リアルとネット(クラウド)の世界

結論、よくわかりませんでした(笑)。
というのは嘘で、映画に込められたメッセージは伝わってきました。むしろ伝わりすぎるくらいで、私個人としては「どうしてこのメッセージを伝えるためにこの演出が必要だったのだろうか?」と演出面で不思議に思うことが多かったです。
今回は転売屋として独立することを選んだ主人公・吉井(菅田将暉さん)、吉井の彼女(古川琴音さん)、吉井に転売を教えた先輩(窪田正孝さん)、吉井のアシスタント(奥平大兼さん)が物語の中心です。
観ていて思ったのは、メインキャスト全員、何考えてるかわからんってとこ。何が欲しいかはわかるんです。主人公は金が欲しい。彼女は彼氏の金が欲しい。先輩は儲かるチャンスが欲しい。唯一アシの子はわかりませんでしたが、全員感情が見えてきません。
ある意味、そういう見えてるけど見えない感情(悪意)が渦巻く、それがネット社会だと言いたいのかな。

考察しようと思うと結構むずかしい映画でした
転売から見えてくるのは現代人特有のネットの闇

主人公・吉井は転売に手を染めるうち、転売のことが頭から離れなくなっていきます。安く仕入れて高く売る。高く売れたら通帳記帳してその残高を見ることが、彼の楽しみのように見えました。
実際、狩りゲームの最中も彼は出品中の商品の売れ行きが気になっているんですもん!

やべぇやつだ
そんでもって狩りゲームに参加するやつらもストレス解消のために参加しているから、こっちも相当ヤバいです。
SNSが当たり前の世の中になってから、誹謗中傷、炎上、そんな言葉をよく聞くようになりました。インフルエンサーという新しい仕事ができて、いわゆるキラキラ系と呼ばれるネットビジネスも増えましたよね。光が強ければ闇も深いとはよく言ったものです。
誰もが指の操作だけで顔を見せずになんでも言えてしまう世の中になってしまった。ストレスのはけ口としてネットを使うこともあって、行き過ぎると狩りゲームのようなものに発展してしまうのかも……。

演出はやや非現実的ですが言いたいことはストレートに伝わります
ネカフェで生活する三宅(岡山天音さん)の役なんかは人間の負の感情を詰め込んだ感じの人間で、誰しも彼に共通点が見つかるのではないかと思いました。
謎のアシスタント
映画の後半戦で重要になってくるのが、吉井のアシスタントとして働く佐野くん(奥平大兼さん)です。正直彼の役割がまったくもってわかりませんでした。
なぜ彼はここまで吉井を慕うのか。なぜ彼は吉井の彼女の真意を知っていたのか。そして一体君は何者? ここまでつかめないキャラクターを投入した意図、知る機会があれば知りたいです。
映画のラストには●●戦が繰り広げられて、そこで佐野くんが大活躍しますが、このシーンは吉井の人間性が露呈して面白いと思いました。序盤から一向に感情がつかめないと思っていた吉井ですが、人間らしい部分が見えてくるんです。むしろここでその人間味を持ち続けていたら違うラストになったんだろうと思います。

ということはつまり吉井さんは……

それは映画を見てね!
このシーンはラストにつながる大事な部分だなと思いました。
ラストのセリフと雲

映画のラストで吉井がこぼす一言。これは吉井が新しい世界に一歩踏み込んだことを示しています。前述のシーンからのつながりが感じられて個人的には見ていて落ち着く展開です。
あと異様なまでに変な色をした雲も気になりました。きっとあえての演出なんだろうと思いますが、ちょっと私にはつかみきれませんでした。
ちょっと悔しいので、雲に関する慣用句を調べてみました(笑)。
- on the cloud=いい気分
- on cloud nine=最高の気分
- a cloud on the horizon=嫌な予感
日本と同じで、雲はその時々によって良くも悪くもなる感じですね。ってことはラストの雲は……?

みんなも考察してくれよな!(雑)
さいごに
さて今回は映画『Cloud クラウド』の感想と考察をしてみました。
映画の中に登場するキャラクターはどこか人間味を帯びていないように感じます。でもそれは、ネット上の人間(アカウント)を表現しているのだと思って観ると、面白いと思います。
ネット社会という現代社会を生きる私たち。きっと似ている人が必ずこの映画にはいると思います。今はいなくても、いずれその一面が見えてくるかもしれません。
この映画はそうした現代社会の闇にメスを指すような映画なのかもしれませんね。
‧⁺ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 𖡼.𖤣𖥧𓈒◌܀‧⁺

最後までご覧いただきありがとうございました!オススメ映画あれば教えてください💐
hugくむLIFE🌿
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