皆さんこんにちは!hugくむLIFE🌿(しーちゃん)です。
日々を一生懸命に、普通に過ごしていても、たまにどうしようもなく落ち込んでしまうこと、ありませんか?
- 頑張っているのに努力が報われないと感じる
- 兄弟姉妹と比べたり、我慢したりしてたまに悲しくなる
- 妻や夫を思いやっているはずなのに、なんとなく無理している気がする
- 自分にはスキルがないから何もできないと落ち込んでしまう
クサクサしてしまう、なんとなくモヤモヤしてしまって何も手がつかない。自分なんて価値がない人間だ……。そう思ってしまうとき、あなたの心をほっと落ち着かせ、明日の朝を少しでも気持ちよく迎えさせてくれる魔法のような何かがあればいいですよね。
今回は、魔法とまではいかないかもしれませんが、私が落ち込んだ日に読みたくなる、1冊の絵本『花さき山』をご紹介します。1,000字程度の短い文章ですので、気になった方はぜひ最後までお読みください。
『花さき山』ってどんな絵本?

作:斎藤 隆介
絵:滝平 二郎
出版社:岩崎書店
出版年:1969年
山菜を取りに山に入った主人公・あや。あやは山の中で色とりどりに咲き誇る花畑を見つけます。見とれるあやに話しかけたのは、なんとやまんば! やまんばはあやに、この花畑の秘密を教えてくれるのです。
花畑に隠されたある秘密
あやが見つけた花畑は、いろんな色の花が咲いています。そこには、あやが咲かせた花があるそう。
「え?あやは偶然花畑を見つけたのに?」
と思った方、正解です。どうしてあやがこの花畑にある花を咲かせたのか、それがこの物語の大切な部分です。

物語のすべてを語ることはできないので、ぜひ書店か電子書籍、図書館などで読んでほしい!
このお話しは人のやさしさにフォーカスした物語です。
この絵本は私たちに、「あなたが生きている、それだけでいい」ことを教えてくれます。
誰にだってつらいことはある。だけどそのつらい気持ちに隠れているのは、あなたのやさしさです。そのやさしさが原動力となって、どこかの誰かを救うことがある。
私はずっと自分のスキルのなさがコンプレックスでした。何をしても平均は取れる。だけど一点突破できるスキルや才能なんてない。そう思って勝手に人と比べて勝手に落ち込んでいました。
そんなときにこの本を読むと、「スキルがなくても、何かを成し遂げられなくても、身近にいる誰かを笑顔にすることはできる」ことに気づかせてくれます。
毎日仕事と家の往復だと、仕事のことばかりが頭を占めてしまい、「ちゃんと成果を出さなきゃ」「上司に認められたい」「稼げる仕事をしないと」と報酬にフォーカスしてしまいがちです。
そんなときにこの絵本は「人として生きる上で一番大切なこと」を教え、立ち戻らせてくれます。

切り絵がまたきれいで心奪われるんよ
隣にいる大切な人のためを思っての行動は、点数なんてつけられません。あなたもきっと、たくさんの色の花を咲かせていますよ🌿
さいごに
今回は「自分には価値がない」と思ったときに自信を取り戻してくれる絵本『花さき山』をご紹介しました。
私たちは何もなくても、誰かを笑顔にすることができます。これってとてもすてきなことで、それができる人間ってすごくないですか!ねぇ!!(圧強め)
切り絵の色鮮やかな世界と心あたたまるストーリーが、落ち込んだあなたの心をそっと抱きしめてくれる、そんな一冊です。何かの際には、ぜひお手に取ってみてください。
‧⁺ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 𖡼.𖤣𖥧𓈒◌܀‧⁺

最後までお読みいただきありがとうございました! すてきな絵本があったら教えてください💐
hugくむLIFE🌿
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