世帯年収400万夫婦が280円で手に入れた幸せ│キャリアと暮らしとあわまんじゅう

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こんにちは。
hugくむLIFE🌿ゆーちゃんです。

突然ですが、幸せっていくらで買えると思いますか?
そもそも幸せってお金で買えるものだと思いますか?

X(旧Twitter)を開けば仕事の流儀や成功術で溢れかえり、Instagramではインフルエンサーがおすすめする購入品を見る毎日。
他人のサクセスストーリーを自分も手に入れたいと思い、他人の欲しいものが買いたくなる。

そんなブレブレ他人軸な毎日を送っていると、正直自分の幸せの価値観って揺らいできませんか?
今日は、幸せな生活って何?と思い始めた僕が、つい先日のとある出来事で「今の自分でいいじゃん」って思えた話をさせてください。

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あふれかえる憧れのキャリアと暮らし

丸の内OLや港区男子の華やかな暮らし。
持たない暮らし。
丁寧な暮らし。
自然にやさしい暮らし。
SNSやテレビや雑誌ではいろんな暮らしが提唱されて、それを目にするたび苦しくなります。

なんでって、僕らがしているのは「暮らし」ではなくて、ただの節約生活だから。

給与は大して上がらないのに物価だけは上がり続けていて、ついこの間まで金額を見ないで買えていたものに手を伸ばすことをあきらめる。

学生の頃、成績が上がるのはうれしかったのに、社会人になった今は、何かが上がればその分自分の暮らしのクォリティは下がる気がして、ちょっと切なみを感じます。

別に贅沢をしているわけでもないのにね。

280円で買った幸せ│会津若松市のあわまんじゅう

先日、あわまんじゅうを食べにしーちゃんとデートしてきました。

きっかけは『坂上サンドの東北旅』というテレビ番組です。
サンドウィッチマン好きの僕たちは、伊達ちゃんがおすすめするなら絶対おいしいと妄信。
福島県会津若松市の飯盛山へ速攻で行ってきました。

テレビの影響でお客さんがひっきりなしでした

あわまんじゅうはその名の通り、粟(あわ)と餅米を混ぜて作った生地に、こしあんを包んだお饅頭です。
素朴な見た目ながら、もちもちした食感と上品な甘さが絶妙で、一口食べるとほっとする。
とっても甘くて、口の中でとけていきます。

日本人でよかった。

値段は1つ140円。
夫婦で一つずつ買い、合計280円。
よくよく考えたら、コンビニのアイスクリームより安いかも?

買ってすぐにペロッと食べて、甘いとかおいしいとか寒いとか言いながら笑って帰ってきました。
高級なスイーツではないけれど、ちょっとした贅沢
そう思った瞬間、ハッとしました。

あるじゃん、幸せ。

あんこ好きな人生でよかった

キャリアの成功=幸せと思っていた

社会人になると、幸せの価値観がキャリアに大きく左右されます。
好きな仕事ができて年収も高い人に自分だってなりたいし、そうなれることが最上の幸せだと思ってきました。

でも、全員がそうなれるわけではないことも、なんとなくわかっている。
(もちろん好きな仕事でめちゃくちゃ稼げることは事実だし、必ずそこに到達するぞって思ってます)

  • 年収は高いけど嫌な仕事でストレスフル
  • 年収は下がるけど好きな仕事をする

この二つの選択肢を天秤にかける人、いるんじゃないでしょうか。
僕もしょっちゅう考えています。

今までの僕は前者。
とにかくお金があることがいい人生だと思ってきました。

だからこそ、常に成長する自分でいたかった。
転職をするきっかけは、たいてい「自分の人生のステップアップ」のためでした。

僕の場合、転職はうまくいかないことばかり。
ベンチャー企業では精神的に追い詰められてストレスで体を壊したし、病院で働いている今も、正直この選択肢がよかったと言えないです。
後悔はしてないけどね

幸せな暮らしは自分にやさしい暮らしから始まる

ひなたさんにもやさしい暮らしを。

たった280円でも、幸せは手に入れられる。
今回、あわまんじゅうを食べて、そんなことに気づきました。

自分の人生の何に重点を置くかは人それぞれですが、年収が高くなくても、心が満足する瞬間があれば生活の満足度は高いのかもしれない。

幸せって、成功したかどうかじゃなくて、自分で決めることから始まるんですかね?

僕は今、病院薬剤師として地方で働いています。
年収は400万円。
しーちゃんは今働いていないから、世帯年収で400万。

数字だけで見ると結構きついです。
でも、僕たちはあまり不幸だとも貧乏だとも思ってないんです。

たぶんそれって280円で二人でお饅頭を食べて幸せだねって言い合える気持ちの余白があるからかも。
年収を追い求めて頑張っていたあのころの自分に後悔はないけど、余裕はあまりなかった。

今、手元にあるお金は少ないけれど、夫婦の間には穏やかな時間が流れていると感じます。
こういう凪のような気持ちをもつことって、幸せを感じる秘訣なのかもしれないですね。

僕たちはこれからも節約生活を続けて、丁寧な暮らしや華やかな生活は当分訪れないかもしれないけど、確実に今、「自分たちにやさしい暮らし」を送っています。

節約しつつも、心が満たされる瞬間をこれからも見つけていきたいなと思った出来事でした。

仕事のストレスを抱えていたり、ステップアップできない自分に悩んでいる人がいたら、「自分にやさしい暮らし」を考えてみてほしいなと思います。

とりあえずあんこ食べよ!(笑)


【余談】会津若松市のあわまんじゅうはふるさと納税で買えるらしい

あわまんじゅうは、福島県会津若松市のふるさと納税でもお取り寄せできるようです。
遠くて会津若松市まで来れない方やとにかく食べてみたい!と思った方はふるさと納税の返礼品を検討してみてください🙏


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